2011年5月11日水曜日

RUNWAY for JAPAN 一人のモデルの想いに迫る


5月15日、東京・代々木の文化服装学院「遠藤記念会館大ホール」で、100名以上のモデルと35以上の日本ブランドによるチャリティーファッションショーが開催される。
『RUNWAY for JAPAN -東日本大震災復興支援 Charity Fashion Show-』と題されたこのイベントは、弱冠20歳の一人のモデルの想いから始まった。
彼の名前は『Tatsuya  Lacey(BARK IN STYLE所属)』様々なファッション誌に登場する日本とオーストラリアのハーフモデルだ。彼は震災があった夜に「モデルとして何か出来る事がないのか?」と悩み、行動に移すことにした。小さいファッションショーでもいい、まずは動かなくては。

Tatsuyaが相談を持ちかけたのは、このプロジェクトのリーダーとなる『古川史朗』という人物だった。彼はホワイトリボンジャパンのプロジェクトなどにも携わり、チャリティー関連にも強いファッション界の大物だ。その結果、Tatsuyaの小さな夢は一夜にして大きな夢へと変貌を遂げてしまったのである。

「モデルを100人集めろ」

Tatsuyaは古川氏のこの言葉に奮い立ち、親交の深いモデル二人とともに、このプロジェクトに挑む事を決意した。古川氏や関係者の努力で日々大きくなっていくプロジェクトを目の当たりにして、Tatsuyaはこのイベントの凄さに気付く。参加ブランドに『HANAE MORI』『HIROKO KOSHINO』をはじめとする、日本を牽引しているファッション界の大御所達までもこの企画に賛同してくれているのだ。気付けば一人のモデルの夢はファッション界の願いへと大きく育っていた。

Tatsuyaはこう語る。「第一に被災地への支援。そして被災地のために何か役に立ちたい、けれども出来ない。そういった鬱屈した想いを抱えるモデル仲間がたくさんいた。彼らのその想いを形にしてあげる、というのが第二の支援なんだ」。そして、当日は福島から東京へ避難してきた子供たちにランウェイを歩かせる企画もあるという。「子供たちに一生出来ないような経験をさせてあげたい」Tatsuyaの想いは深い。

モデル業のかたわら、忙しい時間をぬってこのイベントに尽力しているTatsuyaは睡眠時間を削ってまでこの取材に答えてくれた。有名ブランドのデザイナー陣、モデル達、そして文化服装学院の生徒250人のスタッフ、全ての協力者に感謝の気持ちでいっぱいだ。「大好きな日本のために頑張るんだ!」これから大きな事をやろうとする顔ではない、20歳の純粋な笑顔がそこにあった。

(RUNWAY for JAPAN公式HP http://www.runwayforjapan.com/

(当日USTREAMで生放送 http://www.ustream.tv/channel/runway-for-japan